創価が24年ぶりの決勝進出 背番号18の長身左腕・森山が6回5安打無失点の好投「最初から飛ばしていけた」
「秋季高校野球東京大会・準決勝、創価7-0日大二」(4日、神宮球場)
創価が七回コールドで日大二を下し、24年ぶりの決勝進出を決めた。
先発・森山秀敏投手(2年)が6回5安打無失点と好投。三回までで5奪三振と力投し、「後ろに土井とか長谷川がいるので自分のピッチングを全力で、最初から飛ばしていけた。スライダー中心に押していけた」とうなずいた。
山形県出身、180センチの長身左腕。創価には「中学時代にスカウトされて」と進学を決めた。最速は132キロながら、低めに丁寧にコースを突いて相手を封じる。
高校入学後は約17キロの増量に成功。入学当初は63キロだった体重は現在は80キロに到達し、「下半身の安定感が増して、球のキレや重さがついてきた」と手応えを感じている。
今秋は背番号18ながら、ここまでの5試合すべてで登板し、4試合で先発と役割を全う。あと一つ勝てば、春は2000年以来24年ぶり4度目のセンバツ出場当確となるが、「関東一高を倒して優勝できるように頑張りたい」と意気込んだ。