奇跡の日本シリーズ 阪神&オリックスのトータルスコアが「23-23」がっぷり四つの戦いは第7戦で決着へ
「SMBC日本シリーズ2023、オリックス・バファローズ5-1阪神タイガース」(4日、京セラドーム大阪)
オリックスが山本由伸投手の熱投で2年連続の日本一へ逆王手をかけた。勝負は第7戦に決することとなったが、奇しくも両軍のトータルスコアが「23-23」で並ぶ奇跡の日本シリーズとなっている。
第1戦、第2戦と8-0、0-8でシリーズは始まった。甲子園では2勝1敗で阪神が勝ち越し38年ぶりの日本一へ王手をかけたが、この日の第6戦でオリックスが5-1で逆転勝利。これで両軍の得点が23、失点も23とがっぷり四つの戦いとなった。中嶋監督は「2チームしかないので、どうしても勝ち負けがついてしまうんですけど、良い戦いができている。明日、接戦になりますが応援、よろしくお願いします」と語った。
一方、逆王手をかけられた阪神・岡田監督は「まあしょうがないやんか。そんなもんお前、3勝3敗になったんやから」と語り、「そんなん分かってることやんか、最後京セラというのは。おーん。ピッチャーも(開幕戦と)一緒やからいいやんか」と前を向いた。
第7戦は5日に京セラドーム大阪で行われる。予告先発はオリックスが宮城、阪神は青柳と発表された。
ここまでの両軍スコアは以下の通り。
第1戦 オリックス0-8阪神
第2戦 オリックス8-0阪神
第3戦 オリックス5-4阪神
第4戦 オリックス3-4阪神
第5戦 オリックス2-6阪神
第6戦 オリックス5-1阪神