甲子園優勝左腕、元日本ハムの正田樹が引退、独立L四国で投手兼コーチ 台湾、MLB傘下も経験

 正田樹
 夏の甲子園で優勝しガッツポーズを決める桐生一・正田樹=1999年
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 四国アイランドリーグplusの愛媛マンダリンパイレーツは6日、正田樹投手兼投手コーチが、現役を引退することを発表した。

 42歳の正田は、桐生第一高3年夏の甲子園で全国制覇。99年度ドラフト1位で日本ハムに入団し、02年の新人王を獲得した。

 07年に阪神に移籍し、08年に戦力外通告を受けると、09、10年は台湾・興農で最多勝、奪三振王のタイトルを獲得。11年はBCリーグ・新潟でプレー。レッドソックス傘下をへて、12年には4年ぶりのNPBとなるヤクルトと契約し、14年から愛媛に所属していた。

 新人王獲得後は、左肩を痛めるなどし、勝ち星を重ねることができなかった苦労人。15年のNPBトライアウトにも参加するなど、現役への執念を見せ続けた現役生活だった。11日に引退会見が予定されている。

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