侍ジャパン・井端監督 門脇、小園に名手の極意「捕るではなく、入ってくる」ポスト・源田として期待

 門脇(後方左)、小園(右)の前でノックを受ける井端監督(撮影・中田匡峻)
 小園(左)を指導する井端監督(撮影・中田匡峻)
 小園(左)を指導する井端監督(撮影・中田匡峻)
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 「侍ジャパン強化合宿」(7日、宮崎)

 井端弘和新監督(48)が合宿2日目、選手に初めて直接指導した。二遊間を守る巨人の門脇、広島の小園から要望を受け、サブグラウンドで特守を開始。自らグラブを持ち、実演で助言を送った。

 この日から合流したオリックスの梵守備走塁コーチがノックを打ち、井端監督は2人の後方から見守る。全体練習後に約70分間、右足の使い方や、ボールに対しての足の運び方、グラブの使い方など、熱心にアドバイスを送った。

 井端監督は「実演じゃない。ちょっと時間つぶしに」とはぐらかしたが、現役時代同様の柔らかい捕球動作に2人は驚きの表情。小園が「グラブを使いすぎていた部分があったので、ブレが少ないようにというのを教えてもらいました」と話せば、門脇は「究極は『捕るんじゃなく、足を運んでそこにボールが入ってくる』。捕る感覚をなくすという言葉が、確かにと思いました。うまくなる要素がたくさんあった」と濃密な時間に感謝した。

 二遊間を任せる2人について井端監督は、本大会では「固定ではなくて、きょうは遊撃、二塁という風にやったほうがいいのかなと」と起用法を示唆。その上で、長く代表で遊撃を守る西武・源田の後継として「そういう選手を選んだつもりです。守りの要。源田選手の次というのは大事になってくる」と期待した。

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