楽天 松井裕樹が海外FA権行使 申請書類を提出「海外にトライするのは想像できなかった」メジャーへ憧れたきっかけも明かす
海外FA権の行使を表明していた楽天・松井裕樹投手(28)が8日、本拠地楽天モバイルパークで報道陣の取材に対応。申請書類の提出をしたことを明かした。
冒頭、松井裕は「今季取得した、海外FA権を行使することを報告させていただきます」とあいさつ。米大リーグへの挑戦を意識した点として、「田中将大さんと自主トレをさせてもらって、少しでも近づきたいと思って、毎年毎年刺激を受けた中で(米大リーグ挑戦の気持ちに)気がついたらそういう風になっていた」と語った。
楽天で10年プレーした左腕。「先発でうまくいかないところからスタートして、中継ぎで海外にトライするのは想像できなかった」と話した。
今後は米大リーグの球団と交渉を進めていくが「自分からチームを選ぶのは初めてなので、いろんな人の助言をいただいて、1番力が発揮できる、成長できるところにいけたら」と語った。
松井裕は13年のドラフト1位で楽天に入団。プロ2年目の15年から守護神を務め、今年4月には史上最年少での通算200セーブを達成。今季も自己最多39セーブを挙げ、2年連続3度目のセーブ王を獲得していた。