侍ジャパン 国際大会前にショートゲーム実施 井端監督「準備」、金子ヘッド「一番はケガ予防」

 打撃練習をする秋広優人(手前)に投げる井端監督=宮崎市清武総合運動公園・SOKKENスタジアム(撮影・中田匡峻)
 内川聖一氏(右)と話す井端監督=宮崎市清武総合運動公園・SOKKENスタジアム(撮影・中田匡峻)
 シート打撃で佐藤(19)と対戦する秋広=宮崎市清武総合運動公園・SOKKENスタジアム(撮影・中田匡峻)
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 「侍ジャパン強化合宿」(8日、宮崎)

 合宿3日目にライブBP(実戦形式の打撃練習)が組まれ、今井、隅田、佐藤、田口の4投手が打者相手に投げた。

 直前には室内練習場に打者が移動。5メートル程度の近距離から、投手の球を各選手が打ち込んだ。「ショートゲーム」と呼ばれる練習法で、テークバックが小さく、タイミングが取りにくい投手が多い国際大会に向けた対策として、過去にの代表の練習で導入されていた。

 井端監督は「準備ですよね、あれは。急に(投手の球を)打つところでは、打者も準備をしないといけない」と説明。金子ヘッドコーチは「一番はケガ予防です。どんなに準備をしてもケガはあるけど、ティー打撃だけ実戦をするのが怖くて」と細心の注意を払った。

 その上で「あとは、今の選手は打つまでのルーティンが多いんだけど、本大会に入れば練習時間は40分なので」とし、「ルーティンがルーティンじゃなくなるケースも出てくる。慣れてもらわなきゃいけないから」と意図を説明した。アジアプロ野球チャンピオンシップの開幕まで残り1週間。急ピッチでチーム作りが進む。

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