中日退団の荒木雅博氏が根尾昂を語る「内野手として何とかしたかった」ブルペン投球は寝耳に水だった
中日OBの荒木雅博氏が8日、YouTubeチャンネル「野球いっかん!」に出演。同じく元中日の英智氏と対談し、根尾昂投手について言及した。
荒木氏は今季まで中日コーチを務め、昨季までは内野守備走塁コーチとして根尾を指導していた。昨年5月、野手だった根尾が試合中にブルペンで投球練習。当時、コーチの荒木氏がびっくりした様子でモニターをのぞき込んでいた姿がネットで話題となったが、「知らなかったんですよ。本当にビックリしました。『え?何してんの?』、って」と、寝耳に水だったと明かした。
根尾の遊撃守備にも徐々に手応えを感じていたというが、外野、投手へと転向。今年9月18日の広島戦、投手として打席に立った打撃を見て、あらためて、野手としての素質も感じたという。
今も最も気になる選手としたうえで、「内野手として何とかしたかったなという気持ちが強いな」と荒木氏。「まだ二刀流で考えてますよ。僕だったら、と。それこそ毎日ベンチ入れるんですよ。先発が崩れたりしたらいって、2打席くらい。ロングでやって、そこで育てていって、先発でもいいんじゃないかなって思いますね。あのスイングができるなら、面白いんじゃないかな」と語っていた。