巨人 吉村編成本部長がトレード加入の高橋、泉の移籍会見に出席「阿部新監督もどうしても一員に加えたいと」

 ソフトバンクからトレード加入する泉(左)と高橋(右)の肩に手を置く吉村編成本部長(中央)=撮影・畠山賢大
 移籍会見を行った泉(左)と高橋(右)
 ソフトバンクからトレードで巨人に移籍し、記者会見する泉(左)と高橋礼
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 巨人の吉村禎章編成本部長が9日、宮崎市内のホテルで行われたソフトバンクからトレード加入する高橋礼投手と泉圭輔投手の移籍会見に出席。新天地での2投手の活躍を期待した。

 高橋は通算107試合で17勝12敗、防御率3・92の成績を残している実績の持ち主。吉村氏は「ウチには全くいないアンダーハンドで先発、中継ぎですごく期待している」と評価。また、「阿部新監督もどうしても一員に加えたいということで、私たちも動きました」と、新指揮官の熱望も受け、獲得に踏み切った背景を明かした。

 泉は通算118試合で3勝5敗、防御率3。同氏は「長身から角度のある強いストレートと変化球で七回、八回の勝ちパターンでしっかり抑えてもらえるポジションで頑張ってもらいたいってことです」とコメント。今季の課題だったブルペン陣を強化し、立て直しを図る。

 ソフトバンクからの移籍組では、阪神・大竹や日本ハム・田中正義などが新天地で活躍している。吉村氏は「ソフトバンクさんの投手陣は非常に熾烈(しれつ)でレベルの高い。その中で2人は経験しながら、実績を積んできているので、ジャイアンツは今若い投手もどんどん出てきていますけど、その中に彼らの投球が若い選手の勉強にもなるだろうし。競争でしっかり勝ち取って、1年間戦ってチームに貢献してほしいという気持ちです」と期待を込めた。

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