楽天 田中将大が海外FAの松井裕にエール「僕も心から彼を応援したい」ポイントは「臨機応変と柔軟」
右肘のクリーニング手術を受けた、楽天・田中将大投手(35)が9日、仙台市内の2軍施設でリハビリを行った。右腕は8日に海外FA権行使を正式表明した、松井裕に「僕も心から彼を応援したい。いい契約でチームが決まることを願ってます」とエールを送った。
田中将は、松井裕のプロ1年目のオフから自主トレをともにし、21年からは3シーズン、チームメートとして戦ってきた。「(20年までは)自主トレの期間しか一緒に練習できていなかったけど、年々しっかりしてきていると感じた」と近くで接する中で、成長を感じとってきた。
時がたち、後輩が世界への挑戦を決意。メジャー7年間で通算78勝を挙げている右腕は「僕自身が知っていることは答えられると思う。相談に乗ってあげられる部分は乗ってあげたい」と全力でサポートしたい考えだ。
異国の地で活躍するポイントに「臨機応変と柔軟」と私生活を含めた全ての部分を挙げた田中将。左腕については「苦労はたくさんしていると思うし、ずっと第一線で投げ続けているわけですから、大丈夫だと思う」と太鼓判を押した。