前中日コーチの荒木雅博氏が「ショートやらせた時の一歩目は天下一品」と評した選手「メンタル強いですからね」
今年まで中日で内野守備走塁コーチを務めた荒木雅博氏がユーチューブの「野球いっかん」に出演し、中日・龍空内野手について「ショートやらせた時の一歩目は天下一品」と高評価し、「メンタル強いですからね」と高卒4年目を迎える来季の飛躍に期待した。
荒木氏は龍空について「これまではアマチュアの頃から上手だね、上手だねって言われてきて、そうでしょ、僕うまいでしょ、っていう守備をしてきた」とし、同じく名手で鳴らした元中日の英智氏も「自分本位でね。(打球が)こう来るのが当たり前だろっていうような」と呼応し、首脳陣目線では軽率に映るプレーが多かったと指摘した。
それでも荒木氏は「(捕球直前の)用心ができるようになってきた。面白いところまで来た。来年が高卒4年目。よくここまで来れたなという印象。来年1年はすごく大事な年」だと語った。
龍空は今季114試合に出場して打率・187、1本塁打、18打点。開幕戦から「8番・遊撃」で出場してきたが、9月12日のDeNA戦からは、二塁でのスタメン出場が増えていた。だが荒木氏は「ショートでしょうね。(二塁を)長いことやってたら、ボロが出そうな感じがしますね」と遊撃での起用を推奨していた。