阪神から近本ら最多の5人選出 ゴールデングラブ賞
プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が10日に発表され、1985年以来2度目の日本一に輝いた阪神から、3年連続3度目の近本光司外野手ら両リーグ最多の5人が選ばれた。坂本誠志郎捕手と大山悠輔一塁手、中野拓夢二塁手、木浪聖也遊撃手は初選出となった。
セはDeNAから東克樹投手が初受賞し、宮崎敏郎三塁手と桑原将志外野手が2度目の栄誉。中日の岡林勇希外野手は昨季に続いて選ばれた。広島の菊池涼介二塁手は中野に3票及ばず、連続受賞は10年で途切れた。
パはリーグ3連覇のオリックスの山本由伸投手と宗佑磨三塁手は3年連続で、若月健矢捕手が初選出。ソフトバンクからは近藤健介外野手と中村晃一塁手が入った。
遊撃手は源田壮亮(西武)が6年連続受賞した。ロッテの中村奨吾二塁手と楽天の辰己涼介外野手はともに3度目で、日本ハムの万波中正外野手は初。
選考は全国の新聞、通信、放送各社のプロ野球担当者の投票で行われ、最多得票はセが近本の287票、パが山本の232票だった。