オリックス・ラオウ杉本がトレーニング再開 足にギプス姿で登場も「今のうちに上半身をデカく」
8日に左腓骨(ひこつ)筋腱(けん)腱鞘形成術を受けたオリックスの杉本裕太郎外野手(32)が11日、大阪市内の球団施設でトレーニングを再開した。
10月21日にロッテとのCSファイナルS・第4戦(京セラ)で左足首を痛め、手術に踏み切ったラオウ。この日は松葉づえをつき、左膝下をギプスで固定した姿で現れた後、室内で上半身中心のウエートトレ。「朝は松葉づえだったんですが、現状はつえなしで歩けるようになった。今のうちに上半身をデカくしようと思います」と表情は明るかった。
28日にギプスを外し抜糸の予定で「春季キャンプは一応、間に合うと言われた」と2・1は万全の姿でチームメートと合流する。CSでMVPを獲得したが、日本シリーズはケガのため第5戦から出場と不完全燃焼。「今のうちにケガをしない体作りをして、いろいろ見つめ直していきたい」。来季は一片の悔いも残さぬよう、筋力強化に努める。