巨人・直江 チョウチンアンコウ投法 フォーム修正へ杉内投手コーチが珍トレ発案
「巨人秋季キャンプ」(11日、宮崎)
まるでチョウチンアンコウ?巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が11日、宮崎市で行われている秋季キャンプでユニークな練習法を導入した。
昼前のブルペン。投球フォームの確認に励む若手右腕・直江の帽子のつばの先から一本の糸が垂れ下がっていた。糸の先には石を結びつけ、振り子仕様に。投球動作の中で糸と体を平行に保ち、軸を意識するための練習法で、考案者の杉内コーチは「(直江は)上体が突っ込むからね。重さを使って(重心が)真下に落ちれば」と効果を期待した。
一方で「フィジカルをやって技術がついてくると思う」という考えの下、投手陣に豊富なランニング量を課している同コーチ。その先に見据えるのは全体の球速アップで「あいつらが本気でやったら5キロくらいは上がる」と期待を寄せる。
全てはチーム再建のため。鍛錬の秋でさまざまなトライをしている。