侍ジャパン・万波「関西の人たち、勢いがあるッス」 森下、岡林らセ・リーグ野手のレベルの高さに驚き
野球日本代表「侍ジャパン」が13日、16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ」(東京ドーム)に向けた宮崎キャンプを打ち上げた。本大会でも6潘起用が濃厚が日本ハム・万波中正外野手は、同学年で阪神の森下らにライバル心を口にした。
8日間の合宿を終え、万波は、セ・リーグ野手に驚きを語った。「野手はセリーグが多くて、同年代でこんなすごい選手がいるんだなって。そういう驚きは素直にあります」。同じ外野手でも、中日の岡林や巨人の秋広ら、肌で触れ合ったことで改めて、レベルの高さを実感したようだ。
「なんかやっぱ、若いなって感じ。みんな勢いがあります。関西の人たち、勢いがあるッス。僕は東京生まれ東京育ちなので。関西勢い、あるッス。何か勢いがあるとしか言いようがないです。元気もらいました。岡林とか超元気でした」
中でも同学年の森下には強烈なライバル心がのぞく。高校時代は横浜と東海大相模でしのぎを削った間柄。阪神を日本一に導いた森下は代表では前日12日、広島との練習試合で森下が豪快なアーチを放った。「あれだけ活躍して、こういう場所でも一緒にいられるのは、すごくうれしいです。めちゃめちゃ刺激になりました。僕もああいう仕事をしたいです」。今後も長く続くライバル関係。短期合宿の収穫は多かったようだ。
16日から始まる本大会に向け、万波は「このメンバーで試合に出るなら、5番か6番がベストかなと考えた。自分では大事だと考えている。上位から回ってきた好機で返す位置だし、点が動いていない時に下位打線で一発…。そんな感じの役割ができたら理想的です」と役割を見据えた。