侍ジャパン・井端監督 森下のホームランに感謝「ガラッとチームの雰囲気が変わった」 宮崎合宿を打ち上げ

 一本締めを終えた牧(手前)に拍手を送る井端監督(撮影・中田匡峻)
 秋広(左)を襲撃する森下(撮影・中田匡峻)
 野口(左)に肩をもまれる森下(撮影・中田匡峻)
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 「侍ジャパン強化合宿」(13日、宮崎)

 野球日本代表「侍ジャパン」が、16日に開幕する「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ」(東京ドーム)に向けた宮崎キャンプを打ち上げた。

 練習後に井端弘和監督(48)が、8日間の短期合宿を総括。「みんなが集まって、そこからチームがまとまった。来た時よりコミュニケーションも取れましたね。あとは本番に向けてベストな状態に持っていければいい」と収穫を口にした。

 大会前最後の実戦となった12日の広島戦では、2点を追う六回に森下が豪快なアーチを放った。指揮官は「あそこからガラッと雰囲気も変わった。チームもいい方向に進んだ」と感謝。「これがなく大会を迎えるより、あってね迎えられるっていうのは、非常にね、昨日の試合は良かったのかな」と、確かな手応えを口にした。

 16日の初戦は台湾戦。4試合の超短期決戦で目指すのは、17年の同大会で優勝して以来の2連覇だ。「大会を通じて、いいチームだった、と。最終的には優勝というのを、勝ち取ればいいかなと思っています」と井端監督。若侍とまずはアジアの頂点を掴む。

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