オリックス・吉田凌が内容ある2Kで好アピール「まずまずだったかなと思います」鬼スライダーは輝き失せず
「12球団合同トライアウト」(15日、鎌ケ谷スタジアム)
NPBから戦力外通告を受けた選手らが再起をかける「12球団合同トライアウト」が行われた。
カウント1-1から行われるシート打撃で、オリックス・吉田凌投手が、存在感を発揮した。
先頭・釣を決め球のスライダーで見逃し三振。田中俊は直球で空振り三振を奪った。3人目の伊藤は2-2からの内角ツーシームがわずかに外れ、最後は高めボール球で四球。それでも、持ち味のスライダーでカウントを稼ぎ、三振も奪った。
吉田凌は「まずまずだったかなと思います。両サイド広く使うのがスタイル。一番に考えました。違う意味で本当に緊張しました」とうなずいた。
吉田凌は20年には35試合、21年にも18登板でいずれも防御率2点台。今季は19登板で防御率3・24だった。