ヤクルト・中村悠平捕手がＦＡ宣言したオリックス・山崎福也投手に対して「（バッテリーを）組んでみたい思いはある。コントロールも良いですし、チェンジアップであったり、曲がり球を投げられるので、キャッチャー冥利に尽きる投手」とラブコールを送った。

　山崎福は日本シリーズも含めてヤクルトと直近３年間で４度対戦し、２１回２／３を３失点。全てホーム・神宮で抑え込んでおり、明大出身ということもあってマウンドに不安は一切ない。中村も「２０２１年、２２年と日本シリーズではしっかり抑えられていますし、何よりバッティングも良い投手。今までは（ホーム・京セラドームで）ドーム球場でしたけど、全然アジャストしてくれると思う」と入団した際の活躍を予見した。

　またこの日１９時から行われるアジアチャンピオンシップの日本対韓国戦で解説予定の中村。「３度目なのでね、だいぶ気楽にしゃべれると思いますよ」と板についてきた様子だ。ただ周りからはいじられるようで、「みんなに『解説者！』とか言われますけど、まだまだ現役やりますよ！」と苦笑いしていた。