大阪桐蔭撃破の関東第一・米沢監督「選手は差し引いて考えてほしい」その理由とは?「土のグラウンドだったら」

 「明治神宮大会・高校の部・2回戦、関東第一9-5大阪桐蔭」(17日、神宮球場)

 大阪桐蔭の3連覇を阻止した関東第一・米沢貴光監督は「素直にうれしいことですが」と前置きした上で「土のグラウンドだったら抜けていない打球も当然ありましたし、そういうのは差し引いて(選手は)考えて欲しいなと思います」と語った。

 初回に適時内野安打で先制するなど、大阪桐蔭の強力投手陣を相手に12安打9得点をマーク。この日は午前中から雨が降り注ぎ、神宮球場の人工芝は打球がスリップしやすい状態になっていた。

 「全然打球の伸びが違いますね。うちの選手たちがそういうのは少し慣れてはいた」と指揮官。「大阪桐蔭にしてみれば、なかなか厳しい機会が多かったんじゃないかと思います」と、東京大会でも使用する“地の利”を生かした形と分析した。

 「当然、神宮大会で勝つというのも一つ大きな目標ですし、当然次もありますし。その先にセンバツがあれば、そこでも勝つためにどうするかというのを考えたいです」と語った米沢監督。3連覇を目指した強豪が相手でも、冷静にグラウンド状況などを考えながらプレーしたことが勝利の要因となった。

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