DeNA・桑原が現状維持の1億2000万円でサイン 今季はGG賞獲得するも悔しい故障離脱に悔しさにじむ

 DeNAの桑原将志外野手が17日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億2000万円でサイン。21年オフに変動制の4年契約を結び、今季は2年目のシーズンだった。(金額は推定)

 桑原は今季1年を通して、「ケガで離脱も初めて。規定打席に到達しましたけど、スタメンじゃない試合もあった。教訓にしてやっていかないといけない」と悔しさをにじませた。また、「若手の台頭があると、チャンスを失う。もう一度危機感を持ってやりたい」と表情を引き締めた。

 ケガ防止に務めるオフに励む。これまでは走り込みや振り込みなど、「原始的な」トレーニングに取り組んできたが、それだけではいけないことを痛感。トレーナーと二人三脚で弱点克服を目指し、「体をコントロールできないのは野球選手としてはダメ。自分の体としっかり向き合って、年間通して戦えるように」と話した。

 今季は132試合に出場し、打率・252。108安打を放ち、7本塁打、35打点、3盗塁だった。

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