日本ハム ドラ1細野が契約金1億円+出来高 年俸1300万円で仮契約 外れ外れ1位に「悔しい思いを」
日本ハムからドラフト1位指名された細野晴希投手(21)=東洋大=が17日、東京都文京区の東洋大白山キャンパスで入団交渉し、契約金1億円プラス出来高、年俸1300万円(金額はともに推定)で仮契約した。
ドラフトでは外れの外れの1位。今でも「悔しい思いをしました」と明かしつつ、「まだ抜かせる人がたくさんいるのは原動力になってるなと思います」とプロでのモチベーションにする思い。仲のいい楽天1位古謝、西武1位武内の名を挙げて「その2人には負けないようにと言うか置いていかれないように頑張りたい」と話した。
交渉の席についた大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「もう一度整理して育成プランを立てようとしています」と明かした。「日本代表で戦う人だろうなと思っています」と評価し「日本の“山”でなく世界で通じる“山”。野球で言えばジャパンの選手として。国内でローテとかそういう話しではない。そこを目指すためには、即戦力でとか目先のことにこだわりすぎない」と世界最高峰を目指して大きく育てる考えだ。
細野も「日本代表の方でも投げていてほしいと言われたので、大事な試合のときに僕の名前が上がっているような、そんな選手になってほしいと言うことだと思います」と解釈する。仮契約を終えて「モチベーションが上がって、やってやるぞという気持ちが強くなしました」と笑顔。プロで大成する思いをより強くした。