侍ジャパン・井端監督「自分のミス」 連勝で決勝進出も韓国代表の日本対策に「反省すべきところがあった」

1回、岡林は盗塁を狙うもアウトになる(撮影・山口登)
1回、二盗を試みるもリクエストの結果アウトになり、苦笑いの岡林(撮影・伊藤笙子)
1回、満塁の好機に空振り三振に倒れた佐藤輝(撮影・棚橋慶太)
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 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ、日本代表2-1韓国代表」(17日、東京ドーム)

 侍ジャパンが1点差を守り切って、19日に行われる決勝進出を決めた。16日の台湾戦、韓国戦と接戦をしのいで連勝を決めたが、試合後の井端監督は「反省すべきところがあった。もう少し点を取ることができた」と課題を口にした。

 振り返ったのは、初回の攻撃。先頭の岡林がフルカウントから四球を選んで出塁。すると続く小園の4球目、迷わずスタートを切った。間一髪のタイミングだったが、二塁審判は両手を広げて「セーフ」。だが、この判定に韓国ベンチがリクエストを要求した。

 場内に流れたリプレー映像でも、滑り込んだ足がベースに届いた…かに見えた。だが、検証の結果、判定はアウト。場内は悲鳴と歓声、驚きの声で異様な雰囲気だ。直後に小園が右前打で出塁。森下、牧も続き満塁を作ったが、佐藤輝が3球三振に倒れると、万波も中飛に抑え込まれた。

 井端監督は「いろいろ準備をしてスチールを仕掛けた」とし、試合前の映像からサインを出したと説明。失敗に終わったことで「韓国の捕手のハンドリング、スローイングの素晴らしさというところまでは(対策が)いかなかったですし、投手も映像よりは厳しいクイックをしていた。対策をされたというところでは、こちらのミス、自分のミスかなと思う」と、準備段階でのチェックの甘さを自戒した。

 それでも、4試合の超短期決戦。残り2試合に向けて「選手が思い切ってチャレンジしたところは次に繋がる。アウトになっても変わらず、いけると思ったらいってほしいです」と岡林、小園の1、2番に期待を寄せた。

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