巨人 7月にトレード加入の小沼健太が現状維持720万円で契約更改 松葉杖姿で「しっかり治して」来季は育成契約
巨人の小沼健太投手が18日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の720万円でサインした。7月にロッテからトレード加入したものの、1軍登板はなし。来季は育成契約から再出発する。(金額は推定)
右腕は、右足にギプスを付け、松葉づえ姿で会見場に登場した。中学時代から慢性的に痛みを抱えていた箇所の手術を受けたことを明かし、球団からは「トレードで来てバタバタしたシーズンだったと思うけど、手術もしたので。そこをしっかり治して、また来季、1からまっさらな状態から頑張ってほしいと言われました」と明かした。
今季は7月に石川慎吾との交換トレードで巨人に加入。中継ぎとして期待されたものの、1軍での登板機会はなく、「トレードも初めてで、環境も全く違って、少しバタバタして、トレードしたての頃は何が何だか分からずやっていた部分もあった」と振り返った。
手術を受けたことで来季からは育成からのスタートとなる中、「今は不安の方が大きいですけど、しっかり治して30試合を投げられるように頑張りたいと思います」と見据えた。