高木豊氏、西川遥輝のヤクルト入り「これが最後。絶対に他はない」
元DeNAのヘッドコーチで野球評論家の高木豊氏が18日、自身のYoutubeチャンネルを更新。ヤクルトが17日に楽天を戦力外となった西川遥輝外野手(31)、ソフトバンクを戦力外となった嘉弥真新也投手(33)と増田珠内野手(24)の獲得を発表したことに言及した。
西川は今季35試合出場で打率・181にとどまったが、日本ハム時代には4度の盗塁王、4年連続でゴールデングラブ賞を受けている。以前からその資質を「もったいない」と話していた高木氏は、この日も「走る技術は高い。外野手として、足を生かした守備範囲も広い」と評価。米大リーグを目指す村上宗隆内野手が来季左翼を守る可能性を示唆しつつも、「今の段階ではヤクルトは左翼があいている。はまってくるかも」と話した。
また、西川について「やる気はあるのに、継続してできない。1年継続してやれれば、まだまだ数字は残せる」とモチベーションの維持を課題に挙げた高木氏。日本ハム、楽天と渡り歩き、3球団となる新天地ヤクルトは「これが最後だと思うよ」と断言も。「まだ若い(31歳)が、ここで見切りをつけられたら、絶対に他(球団)はない。ヤクルトに骨をうずめるつもりで頑張ってほしい」と期待していた。