未勝利に終わった昨年のドラ1ロッテ・菊地が「悔しいしかなかった」25日から台湾WLに参戦

 ロッテ・菊地吏玖投手(23)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改に臨み、現状維持の年俸1600万円でサインした。(金額は推定)

 プロ1年目だった今季は、8月11日・西武戦で初先発し、4回4失点(自責点1)。「春先にもけがをしてしまって長い間(実戦を)離れてしまった。いざ投げてみたらああいう結果になってしまったので、悔しいしかなかった」と振り返った。それでも「あの1試合のおかげでさらに目の色を変えて、決意が芽生えた試合だった」と、悔しさをバネに変えた。

 ファームでは、体の強さやボールの質、変化球に重点を置き特訓を積んだ。だが右腕は「まだまだだと思います」と足りないものを追い求める。来季は「困ったときに自信もって投げ込めるだけの真っすぐっていうのを持っていかないといけないですし、決め球もしっかり1球で決められるだけのものは必要」。来季は1軍で投げ続けるため、鍛錬を続けていく。

 25日からは台湾ウインターリーグに参加するため、海を渡る。「いつもとは違う国で野球をやるということは、全然こっちでやる野球とは違うものが見えてくると思う。そういったところでどれだけ対応できるかを見たい」と、貪欲に学ぶ姿勢を見せた。

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