初陣Vを呼び込んだ侍・井端監督の決断 「韓国が2点なら打たせた。1点なら代打バント」代打策が奏功しての逆転サヨナラ勝ち

 「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ・決勝、日本代表4-3韓国代表」(19日、東京ドーム)

 井端監督の決断が歓喜の逆転サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 韓国に1点を勝ち越された延長十回、無死一、二塁から始まるタイブレークで、指揮官は先頭の森下に代打・古賀を告げ、送りバントを命じた。

 「あの場面、タイブレークじゃなかったから、森下に打たせてた。韓国が2点(取ってた)なら、打たせた。1点なら代打バント。決めていました」と振り返った。

 結果、古賀が初球できっちり送りバントを決め、牧が申告敬遠で歩かされた1死満塁から、坂倉が同点犠飛。さらに万波が申告敬遠で歩かされた2死満塁からは門脇がサヨナラの左前適時打を放ち、初陣Vを呼び込んだ。

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