侍ジャパン・井端監督「未来の日本野球は明るい」課題の二遊間に新星が台頭 門脇は「センスの塊」

 「明治神宮大会・大学の部・決勝、慶大2-0青学大」(20日、神宮球場)

 野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が視察に訪れた。

 19日まで開催されていた「アジアプロ野球チャンピオンシップ」で4連勝し、大会連覇を果たした。「日韓戦」の再戦となった決勝・韓国戦では、タイブレークを制しサヨナラ勝ち。2死満塁から門脇が三遊間を破った。

 一夜明け、井端監督は宮崎合宿から見守った選手の姿に「練習している風景で、こっちがフリーと言っても、残ってやっているのが全員だった。未来の野球は明るいなと正直思いましたね」と口にした。

 今大会では、3月のWBCで主に二遊間を守った源田、山田に続く存在として若手の台頭を求めていた。22歳の門脇に、23歳の小園…今回はケガで直前辞退を余儀なくされたが、21歳の紅林らが結果を残している。

 4試合全て遊撃を守った小園が打率・412の活躍。井端監督は「特に二遊間の二人というのは、お互い意識し合ってやっているなというのは分かっていた」と、同学年のライバル関係を把握した上で、門脇について「こういう時は、こう打てばいいんだというのが分かったと思う。1打席で分かっちゃうと言うのが、怖い。センスの塊かなと思いますね」と絶賛した。

 来年のプレミア12から4年後のWBC、野球が復活する28年のロス五輪と、続々と国際大会が控える中で“コゾカド”の二遊間が、新たな日本野球の可能性を見い出しそうだ。

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