イチロー氏に思わぬハプニング 痛烈ライナーが二塁塁審を強襲&足を引きずりながら一塁へ 八回の打席で
「高校野球女子選抜0-4KOBE CHIBEN」(21日、東京ドーム)
米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(50)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が「9番・投手」で先発。八回に二塁塁審を直撃する内野安打を放った直後、打席から、足を引きずるようなしぐさで一塁へ走り出した。
高めに浮いたボールをきれいに捉えると、痛烈なライナーとなって二塁塁審の腹部付近を直撃した。ボールが転々とする間に走者が生還したかに思われたが、特別ルール?でそれぞれ塁に戻された。
イチロー氏は打った直後に走り出した際、足をひきずるようなしぐさも見せた。50歳で最速138キロをたたき出すなど初回から熱投。足を引きずった影響を感じさせず、最終回のマウンドにも上がった。2三振を奪うなど三者凡退に抑え、116球の完封勝利をマークした。