銀次が引退表明「本当に感謝」 楽天一筋18年
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楽天の銀次内野手(35)=本名赤見内銀次=が22日、仙台市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。岩手県出身で、生え抜きとして18年間プレー。2013年に球団初の日本一に貢献した巧打者は「本当に感謝の気持ちしかない」と実感を込めた。球団の「アンバサダー」に就くことも発表された。
6試合の出場にとどまった今季終了後に来季の構想外を伝えられ、現役続行への強い思いも募ったという。今オフに訪れた東日本大震災の被災地で「東北を離れてほしくない、ずっと楽天にいてほしい」という声を多くかけられたといい「ここで恩返ししていきたいと思った」と新たな道に進むことを決断した。