オリックス・杉本「ナニソツ」再び 爆笑さらった「わが優勝パレードに一片の悔いなし!」
「阪神・オリックス優勝記念パレード」が23日、大阪・御堂筋と兵庫・神戸で同時開催され、選手会長のオリックス・杉本裕太郎外野手(32)は“恒例”となった言い間違いで爆笑を誘うなど、沿道から歓声に手を振り続けた。
人気者の血が騒いだ。大阪・御堂筋でのオープニングセレモニー。杉本は用意したあいさつ文を得意の棒読みした際「来年は4連覇を目指すシーズンになりますので、より厳しい戦いになると思います。熱いご声援をナニソツよろしくお願いします」と、昨年のファン感謝デーに続いて「何卒(なにとぞ)」をわざと読み違えて爆笑をさらった。
神戸でのあいさつも「3連覇の喜びを分かち合いたいと思いますので、最後までナニソツよろしくお願いします」とリピート。パレード後には「なんか言わなあかん雰囲気あるんで」とアドリブで場を和ませたことを明かし「優勝っていいなと思いましたし、来年もこういう思いをしたい」と振り返った。
パレードでは1号車の先頭に陣取り、「ラオウ~」の声援に右手を掲げ“昇天ポーズ”。8日に左腓骨(ひこつ)筋腱(けん)腱鞘形成術を受け、まだギプス姿だが「(来年の)春季キャンプは万全で治る予定」と元気いっぱいだ。「わが優勝パレードに一片の悔いなし!」とインタビューを締め、リーグ4連覇と日本一奪還を見据えた。