DeNA石田が胸中吐露「僕の名前が挙がらないのでそわそわしています」 ファンからはうれしい言葉も
DeNAの「ファンフェスティバル」が25日に行われ、国内FA権を行使している石田健大投手(30)も参加した。権利行使を発表し、初めて報道陣の取材に対応。胸中を語った。
ファンフェスティバルではファンからの言葉に、何度もうなずきながら笑みも見せていた石田。終了後には「そわそわはしています。なかなか僕の名前が挙がらないので、そわそわはしていますけど」と胸中を明かし、「でも周りの球団の声を聞きたいことが一番。この権利があるときくらいしかそういうチャンスはないのかなと思うので」と行使に至った理由も改めて説明した。
「結局投げられないと意味ないと思う。どんな結果になっても今年の状態じゃ全然ダメだと思うので、自分がちゃんと投げられる状態にまずはもっていかないといけない」と、今季の反省を踏まえて来季に向かう意気込みも話した。またファンからは「来年も残って」と言葉をもらったといい、「FA権を持っていないと、なかなか言われない。すごくうれしい気持ちになりましたし、まだまだファンの人のために頑張らないといけない」と話した。
今後も他球団の話を聞きながら熟考していく考え。球団は宣言残留も容認しており、「正直、僕もどうなるかわからない。本当に大事な決断になると思うので、しっかり考えて、僕一人で考えることでもないと思うので、しっかりいろいろな人の話を聞いて考えたいなと思います」と話した。