東北楽天イーグルスは２５日、球団公式ホームページ（ＨＰ）で「安楽智大選手の報道について」と題して、後輩選手へのハラスメント行為が発覚した安楽智大投手（２７）についての記事を掲載した。

　ＨＰでは「ファンの皆さま、及び関係するすべての皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「１１月２５日（土）、安楽　智大選手に関する報道がなされ、現在、調査・確認をしております。球団として、事実確認に向けて真摯に向き合い対処すべく取り組んで参ります」と現状を説明した。

　一方で「一部選手の掲載もあり誤解を生むような報道もなされておりますが、ＳＮＳ等での憶測による誹謗中傷はお控えいただくようお願い申し上げます」と要望。事実関係を把握する中で、関係者への無責任な誹謗中傷に注意を促した。

　楽天はこの日、森井誠之球団社長（４９）が仙台市内の球団事務所で報道陣に対応し、「ファンの方々にはご心配ご不安をかけて申し訳ない」と謝罪。安楽については無期限で自宅待機としていることを明かした上で、関係者に事実関係を確認していると説明していた。