日本ハム 新庄監督「大事な戦力であれば最初から出します」新入団選手開幕スタメンも お披露目イベント出席

 格子柄のスリーピーススーツで新入団選手ウェルカムイベントに登場した新庄監督(撮影・伊藤笙子)
 ウェルカムイベントでユニホーム姿を披露した新入団選手たち。(前列左から)ドラフト3位・宮崎一樹、1位・細野晴希、2位・進藤勇也、4位・明瀬諒介、(後列同)5位・星野ひので、育成1位・浜田泰希、育成2位・平田大樹、育成3位・加藤大和(撮影・伊藤笙子)
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 日本ハムの新庄剛志監督が26日、エスコンフィールドでファン約2000人を集めて行われた新入団選手ウェルカムイベントに出席。春季キャンプ1軍帯同選手を「何人かいます」と話し、能力次第では1年目から開幕スタメンデビューする可能性も明かした。

 3位の宮崎一樹外野手(山梨学院大)の「走攻守すべてを強みにできる選手になりたい」という宣言に対し、すかさず「ちなみにぼくは遠投134メートル。何メートル?」と質問。「120メートルです」という返答を受けて「合格。キャンプからアピールしてもらって、1年目からでられチャンスがあるので」と話した。

 さらに2位の進藤勇也捕手(上武大)についても「山田(バッテリー)コーチと話をして、あ、開幕いけるっていう判断してもらったら。さあ行きますか、ってね。一瞬のチャンスをものにしてほしいな」と期待を込めた。

 イベントの締めには「毎年言っているんですけど、自分たちの力でこの世界に入ってきたのでコーチのいうことはまったく聞かなくていいです。コーチの指導を受けておかしくなっていった選手をいっぱい知っているので。アピールしてください」と若き選手たちに求めた。

 新入団選手と対面を果たして、「おとなしくない、よかったよかった」と笑顔を見せた新庄監督。「5年目でも10年目でもルーキーでも、来年の大事な戦力であれば最初から出しますし。僕はいつもそういう風にしてますので、1年目の北山くんも開幕投手になったし、上川畑君も1年目で。けがしましたけど。実力があれば戦力になる」と実績より実力で判断することを強調していた。

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