ロッテからドラフト１位指名を受けた明大・上田希由翔内野手（２２）が２６日、横浜市の新横浜プリンスホテルで入団交渉に臨み、契約金１億円プラス出来高、年俸１６００万円で合意した。（金額は推定）

　１８３センチ９５キロの大型スラッガーだ。入団交渉を終え、引き締まった表情で会見の席に着くと「プロ野球選手として、千葉ロッテマリーンズの一員としての自覚が少しずつ沸いてきた。しっかり頑張らないといけないなと思った」と話した。

　理想の選手像について「たくさんの人から応援される選手になりたい」と、明大の先輩でもある岡の名前を挙げた。１０月１６日のソフトバンクとのＣＳクライマックスＳファーストＳ第３戦。サヨナラの走者となった、岡の一塁からの激走に感銘を受けたという。「岡大海選手のような勝負強さだったり、対応力のある選手になりたい。ＣＳの一塁からの走塁は見ていて本当にすごかった。野球勘も誰もができる訳ではないので、見習ってレベルアップしたい」と目を輝かせた。

　夢に見たプロ野球生活がいよいよ始まる。「最初から良いスタートが切れるとは思っていないけど、しっかり準備をして、開幕１軍目指して頑張りたい」と意気込んだ。