2年連続最下位の中日だけど…選手の年俸は軒並みアップの暖冬更改

 日本シリーズが終わってオフに突入し、各球団では契約更改交渉が日々、行われているが、球団史上初となる2年連続最下位に終わった中日では意外にも暖冬更改が続いている。

 26日までに交渉を終えた選手では、7勝11敗ながら、防御率2・58と奮闘した高橋宏が2800万増の6300万円。中継ぎで56試合に登板し、1勝1敗4セーブ、防御率1・07と驚異的な数字を残した藤嶋が2400万増の7000万円。50試合登板の清水も1800万増の5000万円、50試合登板で5勝を挙げた勝野も倍増以上となる2100万増の4000万円で更改している。

 ダウン更改組の中で減額幅が大きかったのは、京田とのトレードで移籍していた砂田が、1200万減の3800万円。福が700万減の4300万円、今季1軍登板のなかった岡田が900万減の1000万円となっている。

 未更改ではあるが、23日の交渉を保留した小笠原は増額提示を受けており、現役ドラフトで加入して自己最多の24本塁打、78打点をマークした細川は大幅アップが見込まれる。

 残る主力では4勝11敗ながら防御率2・44の柳、5勝13敗、防御率3・97の涌井、143試合にフル出場してリーグ3位の163安打を放った岡林、2年ぶりに100試合出場を割り込んだ木下らが未更改となっている。(金額は推定)

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