ベストナイン賞 オリックス・山本はわずか1票で満票ならず 最激戦はセ三塁手、DeNA・宮崎と巨人・岡本和は9票差【得票内訳】
日本野球機構(NPB)が27日、セ・パ両リーグのベストナイン賞を発表した。
投手4冠のオリックス・山本由伸投手は満票受賞に1票届かず。守護神として29セーブを挙げ、リーグ3連覇に貢献したオリックス・平野佳に1票入った。
最激戦となったのはセ・リーグの三塁手部門。首位打者に輝いたDeNA・宮崎敏郎が5年ぶりに受賞したが、2位の巨人・岡本和真内野手との得票差はわずか9票だった。
宮崎は打率・326で首位打者のタイトルを獲得し、20本塁打、71打点。一方の岡本和は打率・278、41本塁打、93打点。本塁打王、打点はリーグ2位だったが、一塁手部門でも50票。シーズン途中から一塁を守ることが増えた影響も出た格好となった。
受賞選手と得票数の次点は以下。(セ有効投票総数=305、パ有効投票総数=267、◎が受賞選手)
▽セ・リーグ
(投手)◎DeNA・東217票、阪神・村上73票
(捕手)◎巨人・大城卓180票、阪神・坂本64票
(一塁手)◎阪神・大山252票、巨人・岡本和50票
(二塁手)◎DeNA・牧204票、阪神・中野95票
(三塁手)◎DeNA・宮崎140票、巨人・岡本和131票
(遊撃手)◎阪神・木浪227票、巨人・坂本69票
(外野手)◎阪神・近本298票、◎広島・西川185票、◎中日・岡林150票、ヤクルト・サンタナ133票
▽パ・リーグ
(投手)◎オリックス・山本266票、オリックス・平野佳1票
(捕手)◎オリックス・森113票、オリックス・若月92票
(一塁手)◎オリックス・頓宮255票、ソフトバンク・中村9票
(二塁手)◎楽天・浅村191票、西武・外崎48票
(三塁手)◎オリックス・宗185票、ロッテ・安田41票
(遊撃手)◎オリックス・紅林226票、ソフトバンク・今宮19票
(外野手)◎ソフトバンク・近藤261票、◎日本ハム・万波218票、◎ソフトバンク・柳田191票、オリックス・中川73票
(DH)◎ロッテ・ポランコ206票、ソフトバンク・柳田23票