日本ハムの万波中正外野手（２３）が初のベストナイン受賞を喜んだ。２７日、一報を耳にして「めちゃめちゃうれしいです」と笑顔を見せた。

　今季は自己最多の１４１試合出場、打率・２６５、２５本塁打、７４打点と打撃３部門全てで自己ベストを更新。守備面でも強肩を武器にゴールデングラブ賞に選出されるなど、攻守で存在感を示した。

　「獲りたいと思っていたけど良い選手が多いので。チームが優勝したりＡクラスだったりとか、いろいろな条件がある中での選出。難しいと思いながらも獲れたので、本当にうれしいです」とかみしめた。

　この日は北海道内で選手会納会ゴルフに参加。「１年で納会しかゴルフをやることがない。寒いし、洗礼を浴びました」という成績。「ゴルフがうまい人はうらやましいなと思うけど、自分がそうなるイメージが湧くプレーはできてないです」と苦笑いした。

　ゴルフの上達はなくとも、野球の方の成長は「間違いなくあると思います」と実感を込める。来季の目標を今季１本差で逃した本塁打王に設定。「頑張ります。マジで」と誓った。