DeNA東&山本の仲良しバッテリーが授賞式に双子コーデで出席 こだわりの裏地も初お披露目でにやにや 山本からは「エース」指令も
最優秀バッテリー賞を受賞したDeNAの東克樹投手と山本祐大捕手が27日、都内のホテルで行われた表彰式に出席。おそろいのスーツとネクタイ、色違いの革靴という“双子コーデ”で登場し、仲の良さを見せつけた。
この日のために作られた特注のスーツだった。実は東が「もしかしたらこの賞を取れるかもしれないと思って。もし取れたらおそろいのスーツで壇上に上がろう」と、女房役・山本の誕生日にオーダースーツをプレゼント。有言実行の受賞に、ついにお披露目の時を迎えた。
こだわったポイントを聞かれると、スーツを広げて裏地を披露。100ドル紙幣がみっちりと敷き詰められたド派手な裏地に、東は「いやらしい話になりますけど」と笑いながら、「お金の話になるので。給料を上げたいということで」と野望を込めて作った意図を明かした。
同賞獲得は球団にとって日本一に輝いた98年の佐々木&谷繁以来、25年ぶりの快挙でもある。東は「偉大な方々のその次ということで、DeNAの歴史に名を刻めたことは非常にうれしく思う」と話した。
また来年も継続して同賞獲得を誓い、山本からは「今年これだけやりましたし、来年はみんなの見る目も変わってくるというところで、エースの自覚を東さん持ってほしい」と先輩・東に要望。「十分持っていると思うんですけど、よりこう言葉にして、俺がエースだぞって周りに見せつけてほしい」と話した。
これを受けて東も笑いながらうなずき、「この二人でチームを引っ張っていきたいというのもありますし、今永さんだったりバウアーだったり、どうなるかわからないですけど、抜けた後に一気に弱くなるんじゃなくて、より強くなれるように。二人で引っ張っていきたい」と決意を込めた。