巨人育成・舟越秀虎 名前の由来は阪神だった 父は巨人から秀人、弟はソフトバンクにちなみ秀鷹
ソフトバンクを戦力外となり巨人に新加入した育成・舟越秀虎外野手(22)が27日、名前の由来を明らかにした。
巨人ファンで、野球が大好きな一家の中で育った。父・秀人さんは、祖父から巨人の“人”をとって名付けられた。舟越は福岡出身で、弟はソフトバンクにちなんで“秀鷹”。“秀虎”は、両親から「巨人のライバルは阪神」という理由で名付けられた。
自身も巨人ファンで当初は「動物の虎だと思っていた」というが、名前の由来に「阪神か~みたいな。阪神も好きなんで」と屈託のない笑みを浮かべる。思い描く理想の選手も阪神・近本だ。「近本さんみたいに守れて打ってレギュラーになりたい。盗塁王は一番狙っています」と目を輝かせる。
今季出場した試合で計68盗塁をマークしたとされる快足が武器。阪神との来季開幕戦までの支配下登録を目指す。“虎”と縁のある男が伝統の一戦で大暴れするかもしれない。