DeNA バウアーが“古巣”レッズ復帰に前向き「もちろん」 SNS投稿に地元ファン大喜び
今オフ、日米で争奪戦となることが予想されるトレバー・バウアー投手が、このほど自身のXに投稿した文面が話題になっている。
バウアーが19、20年に在籍したレッズのファンと思われるフォロワーから“古巣”復帰の意思を問われ、「もちろんだよ」と反応。「(本拠地の)シンシナティでプレーすることが大好きだったよ。ファンとプレーオフの勝利を祝うことはできなかったけど、そこには友達もたくさんいるし、球団の職員やフロントともうまくやっていた。いいチームだし、本当に勝つチャンスはある。何が気に入らないんだ?」と、レッズ愛をつづった。
レッズ在籍2年目の20年にエースとしてサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞する活躍で、チームを6年ぶりにプレーオフに導いたバウアー。ポストシーズンは1回戦のワイルドカード・シリーズで敗退したが、地元での人気は高い。バウアーの前向き発言にフォローたちは「戻ってきて。シンシナティは待ってるよ」、「クイーンシティ(シンシナティの別称)にあなたが必要です」、「シンシナティで2度目のサイ・ヤング賞だ」など、好意的な投稿が相次いだ。
今季のレッズは82勝80敗で勝ち越し、シーズン最後までプレーオフ争いに加わったが、ナ・リーグ中地区3位に終わり、3年連続でポストシーズンを逃した。その一方でトッププロスペクトが成長の跡を見せ、若返りに成功。先発陣はチーム最多8勝のアボットやアッシュクラフト、グリーンなど25歳以下の有望株がそろっているが、メジャー10年で83勝の実績を持つバウアーのようなベテランの補強が急務となっている。一部の米メディアがバウアー側とメジャー球団の接触を伝えるなか、レッズの動きに注目が集まる。