高校野球 コロナ禍に見舞われた球児を救う「あの夏を取り戻せ」が開幕 憧れの甲子園で各校が5分間ずつシートノック
新型コロナウイルス禍で全国高校野球選手権大会が中止となった2020年の高校生を対象とするイベント「あの夏を取り戻せ 全国元高校球児 野球大会 2020-2023」が29日、甲子園球場で行われた。
8時からはこの日試合を行う4チーム以外の37チームが各5分ずつシートノックを行った。1番目の八重山(沖縄)がグランドに散ると、内野スタンドから大きな拍手が送られた。限られた時間の中で選手たちは全力プレーを見せ、ノック終了後には「楽しかった~」という声も聞こえた。
シートノックと並行して甲子園歴史博物館の見学も行われ、選手たちは貴重な時間を過ごした。
12時からは入場行進を始めとするセレモニーが行われる予定。特別試合として13時15分からは佐久長聖(長野)と松山聖陵(愛媛)、14時50分からは関大北陽(大阪)と倉吉東(鳥取)がそれぞれ対戦する。
30日、12月1日には兵庫県内の球場で交流試合が行われる。
【参加校一覧】
松山聖陵、佐久長聖、倉吉東、関大北陽、八重山、神村学園、宮崎日大、津久見、秀岳館、大崎、龍谷、福岡合同(九州国際大付・飯塚・福岡・西日本短大付)、高知、鳴門、尽誠学園、高川学園、益田東、天理、三田松聖、龍谷大平安、近江、いなべ総合、大垣日大、聖隷クリストファー、敦賀気比、日本航空石川、高岡第一、中越、帝京、狭山ヶ丘、桐生第一、佐野日大、土浦湖北、聖光学院、鶴岡東、明桜、一関学院、青森山田、札幌第一、クラーク、東海大甲府、木更津総合