オリックス トレード移籍の吉田輝星が入団会見で笑顔「気持ちの整理がつかなかったですが」号泣した万波らの秘話も明かす

 オリックスは29日、大阪市内の球団施設で日本ハムからトレードで加入した吉田輝星投手の入団会見を行った。背番号は「23」に決まった。

 晴れやかな表情を浮かべた吉田。「数日前に球団から話を聞いて、その時はチームメートとの別れとかいろいろあって気持ちの整理がつかなかったですが、今ようやく自分の気持ちも落ち着いてきて、オリックスでしっかり頑張ろうと思います」と力を込めた。

 前日に行われたNPBアワードでは万波が同期会で泣いたことを明かしていた。右腕は「僕の送別会みたいな感じでやってもらったが、僕以外の人がドンドン泣いていって不思議な感じになったんですが、先輩とかも泣いていて嬉しかった」と振り返っていた。

 吉田は黒木との交換トレードが発表された際、「驚いている。実感が湧かない」と感想を語っていた。それでも万波らが送別会を開催し、先輩選手もメッセージを送っていた。新天地で飛躍を目指す吉田。気持ちを新たに2024年シーズンを目指す。

 ◆吉田 輝星(よしだ・こうせい)2001年1月12日生まれ、22歳。秋田県出身。175センチ、83キロ。右投げ右打ち。投手。金足農から18年度ドラフト1位で日本ハム入団。19年6月12日の広島戦(札幌ドーム)でプロ初登板初先発で初勝利を挙げた。22年に51試合登板。今季は3試合で勝敗なし、防御率9.00。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス