ソフトバンク・ドラ1前田「エースになる」 契約金1億円、年俸1000万円で入団合意
ソフトバンクからドラフト1位指名された前田悠伍投手(18)=大阪桐蔭=が29日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1000万円で合意した(金額は推定)。強豪の同校でエースとして大舞台を何度も経験した前田は「ソフトバンクのエースになる」と、プロでもチームの柱となる覚悟を示した。
契約金を見て「驚きもありつつ、より一層やっていかないといけないという気持ちにはなった」と率直な思いを口にした左腕。使い道については貯金を一番に挙げるなど、堅実な一面も見せた。
強気な投球が武器の前田は、大舞台も夢見る。2028年のロサンゼルス五輪では、2大会ぶりに実施競技として野球の復帰が決定。「目標は常に高く持ちながらやっていけたら。日本代表は背負いたいと常に思っている」と五輪での日本代表入りを視野に入れた。