巨人・吉川尚輝 2000万増の9000万円で更改も大台到達ならず「個人としてもふがいない結果」
巨人の吉川尚輝内野手が30日、大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万増の9000万円でサインした。大台の1億円には届かず、「僕個人としてもふがいない結果で終わってしまいましたし、チームとしても4位という悔しいシーズンでした」と振り返った。(金額は推定)
今季は132試合に出場して打率・256、7本塁打36打点の成績を残した。シーズン序盤の3・4月は打率・170と苦しみ、一時は復調気配を見せたものの、9月は再び月間打率・214と苦戦した。球団からは「守備に関してはすごく貢献したと言ってもらえた」と明かし、「打つ方はなかなか貢献できなかったですけど、守りではピッチャーを助けたりできたのかなと思っています」と話した。
シーズン終了後は、秋季練習と秋季キャンプにフル参加し、若手に交じって鍛錬を積んだ。来季に向けては「リーグ優勝、日本一だけです。貪欲になってやっていきたい。とにかく勝ちたいそれだけです。個人的にも泥くさく、貪欲に、1日を無駄にせず戦っていきたいと思います」と意気込んだ。