オリックスの新入団会見で上田西の新聞委員会が取材 和やかな質問に場内爆笑 中嶋監督もリップサービス
オリックスの新入団会見が30日、大阪市内のホテルで行われ、新人選手12人が参加した。この会見には、上田西の新聞委員会から金井茉優さん(2年)と田村さくらさん(2年)が取材へ訪れていた。上田西からはドラフト1位で横山聖哉内野手が選ばれ、同7位の権田琉成投手も同校OB。会見終盤に2人への直撃取材が始まった。
お互いの印象や上田西の生徒へのメッセージを引き出し、最後には「上田市民にも一言お願いします」と追加質問すると、場内は大爆笑。中嶋監督も笑顔で見届けていた。この質問で終了かと思いきや、金井さんは「中嶋監督に質問してもいいですか?」と続け、場内はさらに沸いた。
両選手への魅力と期待について問いかけ、指揮官も真摯(しんし)に回答。取材後には「いいですか?上田市民へは?」と優しく問いかけ、再び会場は爆笑に包まれた。
この日は公欠を取って、前夜に長野県から駆けつけた。委員長の金井さんはハキハキと質問していたが、大役を終えて「緊張しました」と一安心。横山の会見などには全て足を運んでいるという。両選手には「有名な選手になって、たくさん活躍してほしい」と願った。
上田西の新聞委員会はドラフト当日に号外を出すほど。阪神にも高寺が在籍していて、入団後にインタビューをしたこともあるという。