DeNAに新加入の森唯斗が入団会見 ソフト戦力外からの逆襲へ 先発として期待され「腕がちぎれてもいい」と決意 背番号は「38」に決定
今オフにソフトバンクから戦力外通告を受けた森唯斗投手(31)が1日、横浜市内のDeNA球団事務所で入団会見を行った。背番号はソフトバンク時代から背負った「38」に決まった。
表情を引き締めて、新天地での第一歩目を踏み出した森は「素直にうれしい。早くスタジアムのマウンドに立ちたい」と笑みを浮かべた。DeNA入りに至った背景については「1番最初に連絡をもらった。横浜でやるぞという思いになった」と最初に声をかけられたことが決め手になったことを明かし、「近年成績が残せていない。このオフにしっかりトレーニングをして、。もうひと花、ふた花を咲かせたい」と話した。
実績十分だ。新人の14年から7年連続50試合以上を登板するタフさを兼ねそろえ、18年には守護神に抜てき。37セーブを挙げて自身初のタイトルも獲得すると、同年から3年連続30セーブも達成した。常勝軍団の抑えとして培ってきた経験値は計り知れない。
今季は本格的に先発に転向。ウエスタン・リーグでは12試合で5勝5敗、防御率1・54と安定した成績を残した。球団からは先発としての役割を期待され、「また1からのスタート。自分らしく思い切ってやっていくだけ。野球をできるチャンスをもらった。腕がちぎれても良いくらいの気持ちでいる。死ぬ気で投げます」と意気込んだ。
すでに同級生の森原が共闘を誓い合い、山崎もバックアップを約束。ハマのNEWスター誕生へ。新たなピースが加わった。