ヤクルト・山田哲人、現状維持の5億円で更改「走れないって致命傷」と悲壮感露わ オフはけがをしない体作りのためウエート漬け
ヤクルト・山田哲人内野手が1日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の5億円でサインした。来年が2020年から始まった7年契約の5年目。来季に向けて「走れないって致命傷。離脱して悔しい思いをしたので、来年はけがをしたくない」と強い決意をあらわにした。(金額は推定)
今季はWBCから始まり、下半身のコンディション不良などで105試合の出場。特に打率・231と1軍出場を果たした2012年から12年の間で自己最低の数字に終わるなど、調子の上がらない1年だった。
山田はこの1年を「個人としてもチームとしても成績を出せず悔しい」と回顧。今季は2度コンディション不良で離脱したこともあり、オフはけがせず1年間出続けるために下半身のウエートを重点的に取り入れている。
ヤクルト・高津臣吾監督の「来年もよろしく」の声がけで来季もチームの主将を継続。通算4年目となるが「たくさん打ちたいし、走りたいし、守備でも認められたい。成績を残して背中で引っ張っていきたいです」と理想のキャプテン像を語った。