日本ハム・万波「40本打つ気満々」野村「負けたくないんで41本」ライバル心メラメラ

 野村(左)、万波がトークショーに参加、ファンと交流する
 野村(左)、万波(右)がトークショーに参加。ファンにサイン入りユニホームをプレゼントする
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 日本ハムの万波中正外野手(23)、野村佑希内野手(23)が2日、「三井アウトレットパーク札幌北広島トークショー」に参加。ファンと交流した。2018年ドラフト2位が野村、同4位が万波。同期の2人はトークショーでライバル心を燃やした。

 印象に残る試合を聞かれて、万波は「ぼくはやっぱり先頭打者とサヨナラホームランを打った試合になるかな。最高でした」と9月16日のソフトバンク戦(エスコン)で史上2人目の快挙を演じた試合を挙げた。「やっちゃったな、これやばい。みなさんの歓声もすごすぎて鳥肌すごかった」と振り返った。

 隣で聞いた野村は「エスコンの今年最初のホームランと最後のホームラン、僕ですからね」と対抗心を燃やす。さらに、来季の目標を問われると万波が「僕は40本打つ気満々です」と言えば、野村は「負けたくないんで、41本で」といい放った。

 ユニホームを脱げばライバルから仲のいい同期に。同年のドラフト1位・吉田がオリックスに移籍した際には送別会を開催。「ボクらの代の甲子園はあいつの大会だったと思いますし、こんな早く別れることになるとは思わなかった。スーパースターです。J(野村)が一番泣いていました」と明かすと、野村も「もうしゃべれないくらい」と打ち明けた。

 今後ファンから呼ばれたいニックネームを問われて、野村は「Jで。みんなJって呼んでくれているので」、万波は「マンチューじゃないですか。呼びやすいですし」とともにチーム内での呼称で呼ばれることを求めた。来季は退寮して独り立ち。高いレベルの本塁打王争いをして、チームを優勝戦線に押し上げる。

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