元ＤｅＮＡの野球評論家・高木豊氏が２７日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。オプトアウト権を行使して契約を破棄し、巨人から自由契約選手となることを選択した中田翔内野手（３４）の移籍先を予想した。

　「勝負強いしさ、ランナーがいるときに返してくれるし頼もしいよな」と絶賛した高木氏。獲得に乗り出すことを明かしている中日については「ビシエドをどうするかだけど、中島はレギュラーとして取ったわけじゃなく代打の切り札として取った。中田翔は４番が似合うし、４番に据えると軸ができると岡林の安打数とか大島の出塁率とかが生きてくる」と補強がはまると断言。

　一方で「４番として欲しいのは広島」とし、「地元だし、鈴木誠也が抜けてから４番にずっと苦しんでいる。可能性があると思う」と予想した。

　さらに家族が関東圏に住んでいることから関東のチームへの移籍も考えられる中で「ＤｅＮＡとか入ったら本当に強力になる。取ったら面白いと思うよ。破壊力が抜群になる」とオススメ！？

　「ロッテもなくはないと思う」とする一方で「ファースト中田翔もしっくりくる。可能性がなくはない。得点力があれば優勝候補に入ってくる」として西武の名前も挙げた。

　さらに高木氏は自身が横浜を自由契約になった後、日本ハム、中日、阪神から声がかかり、当時の大沢監督の熱意を決め手に日本ハム入りした経験を明かしながら、最終的には「どれだけ必要かを話せる球団。一番は誠意」とした。