オリックス・山下舜平大 471%増で更改 大人な対応「来年は中6日、優勝に貢献すると約束した」

 オリックスの山下舜平大投手(21)が3日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、700万円から471%増となる4000万円でサインした(金額は推定)。

 年俸の大幅増に少年のような笑みをこぼしたかと思えば、来季の話になると、キリッと大人の顔になった。「来年は中6日で1年間回って、チームの優勝に貢献すると約束したので」。交渉の席で球団に堂々の宣言。チームの顔になるための責任感は十分だ。

 今オフにエースの山本がメジャーに挑戦。山崎福もFAで日本ハムへ移籍となった。大きな2枚が抜け、若き右腕への期待は高まる。詳細は明かさなかったが「速い系」という新球種の習得にも着手。シーズン終盤に腰の故障で離脱となったが、さらなる飛躍へ準備を進めている。

 来季からの背番号は「12」から「11」となった。中学時代から憧れた番号で、自ら希望しての変更。「かっこいい番号だと思います」。チームでは今季まで山崎福がつけ、かつては佐藤義則(デイリースポーツ評論家)が背負った。日本ハムではダルビッシュや大谷がつけた好投手の証し。山下もチームの看板投手にならなければいけない。

 今季は開幕戦でプロ初登板。「今年以上にこだわりはある」と2年連続の大役にも意欲を示す。9勝を挙げ、新人王を獲得しても決して満足はしない。「今年以上の結果はもちろん、チームの4連覇、日本一。そこに全力でやりたい」。新たな番号を背負い、もっと強くたくましくなる。

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