オリックスの阿部翔太は6000万円でサイン 2年で5170万増の大幅昇給「3年でここまで来るとは思ってなかった」

 オリックスの阿部翔太投手(31)が4日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸4000万円から2000万増の6000万円でサインした。

 今季は49試合に登板し、3勝5敗、21ホールド1セーブで防御率2・70。強力なブルペン陣の一角として、チームの3連覇に貢献した。

 「去年に比べたら成績も落ちたんですけど、しっかりと評価していただいたと思っています。2年連続で試合数も投げてくれてありがとうと言っていただきました」

 また、来季からは背番号が「45」から「20」に変更。今季までは自主トレを共にしていた近藤(巨人へトレード移籍)が背負っていた。「20番はいい番号だと思う。その番号に恥じないように結果を残したい」と意気込んだ。

 昨季は45試合、今季は49試合と登板数を伸ばしてきた。「来年はしっかり50試合を目標にして投げたい。最後に防御率も上がって、2点台後半になってしまったので、そこは1点台に抑えて。チームの4連覇に貢献できるようにやっていきたい」と目標設定した。

 阿部は年俸880万円で入団。1年目の更改では50万減の830万円となった。昨季は飛躍し、3170万増の4000万円でサイン。この2年で5170万増の大幅昇給となっている。

 「かなり上げてもらったと思います。3年でここまで来るとは思ってなかった。でも、いろんな人のサポートがあってのこと。これからも恩返しをしながら活躍していきたい」と誓った。(金額は推定)

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